恐らくここ数年で一番びっくりした体験をしました。

その”驚き”は思わぬものを目の当たりにした時の「ショック」です。個人的に新たな人種をみたような気分でした。それがニューハーフとの出会い。まさにウンコを食えと要求された出会い依頼に衝撃。

ニューハーフは驚くことに出会い系サイトにいるんです。俺も驚きました。ニューハーフって自分で言ってる人が殆どですけど、そうじゃない人もいるようです。

なぜ逆援の情報を発信している当サイトそんな事を言ってるのかと言うと、ニューハーフに出会ってしまったからなんですね。驚きです。手術の前のニューハーフさんで”モノ”はまだついてる状態でした。マジで俺キスまでしちゃいましたからね(笑)

だって綺麗な人に「逆援でもいいよ」って言いながら迫られたら疑う???

まさかニューハーフだなんて思わないでしょ(笑)

結論から言って掘られたわけでも堀ったわけでもありません。普通にキスして「逆援」は終了。何も得ずに帰ってきました。でも悔しくも興奮してしまった…。皆さん気を付けてくださいね。

逆援募集をしたらメールがきた!

切っ掛けは俺の逆援募集だった。ワクワクの掲示板に日常業務のように募集していたやつ。俺は「別にメールが来なくてもいいや」スタンスだったので、ゼロメールでも全く何も感じません。

でもメールが来たんですよ。

掲示板に書き込んでメールがくる場合は1割ぐらいの確率。もっと低い5%くらいかもしれない。でも今までで数回メールが来て支援者候補の女性と会ったりしたこともあった(ブスもいる)。

だからメールに期待をしていたわけではないが、何かしらの興味はあった。

その“彼女”は一見可愛い感じの27歳で、夜の仕事をしているようだった。俺はこんな可愛い子がまさかの逆援助???と思ってしまいついつい浮かれてしまった。

そういう業者かな?とも一瞬思ったが、彼女の日記やつぶやきなどの写真を見る限り偽アカウントだとは思えない。だから、逆援であることを信じて、彼女とやりとりをした。

メールして「1万逆援」でOKだった

普通の女性なら逆援にたいしてネガティブな印象を持っている事も多いが、“彼女”は違った。即行でOKをしてくれた。

この当たりから一抹の不安がよぎった。

何だろうこのスッとしない感じは。

なんだか普通に援交をしているようなスムーズなやり取り。スムーズすぎて変だ。こんな逆援という変わったスタイルの出会いを求めている人間に、そんな素直に条件やら本番OKやら話すだろうか?

しかしサイト上の“彼女”は明らかに可愛い子だった。

業者でない事は確かだし、アカウントはおそらくほぼ個人のものでOKだとは思う。新しい恐喝や詐欺か…?

元ホスト上がりな事もあって俺の危険アンテナは何かを察知していましたが、ここでは残念ながら思考の範囲が狭く普通の予想しか出来なった。

しかしせっかくアポを取ったんだ。逆援なんてまずありえないんだから行っておくべき。そう思って俺はモヤモヤを抱えつつもラブホに行きました。

いざ会ってホテルに行ってみると

待ち合わせ場所はラブホの近くのコンビニ。こうしてコンビニの前で女性を待つと援交かデリヘルのように感じてしまう。すると、彼女が現れた。

一言で言えば、彼女は「デカい」。

ふわっとしたワンピースを着ていたが、身長は170くらいあって、肩幅もある。でもメイクは可愛い系のメイクで150cmくらいのダズリンの店員をビッグライトで1.3倍にしましたみたいな感じ。身長の高い女性には失礼なんだろうが、バレー部かよ。と思ってしまった。

恐らく170cm近くなら彼女は多くの初対面の人に同じような事を言われてる思う。だから俺はあえて触れなかった。

軽く世間話をしてからラブホに向かう。

 

俺「てか、本当に逆援でいいんですか?」

女「あ、はい。大丈夫です(笑)」

???

意味分かってる???と思わず聞いてしまうほど、あっさり「分かってる」と言っていて不思議な気持ちになった。ますます疑問だ。「なんで?」という事しか考えれない。

 

歩いてラブホ前に着。

出入りが直接外から見えないようになっている、あの独特の出入り口からラブホに入り、部屋を選ぶパネルと画面操作でレシートのような紙をとり、部屋に向かう。

ラブホに来たのは久しぶりだった。

ここでソファに座り色々と話をする。

そう。まるで援交のようだ。ここまでの段階で本当に援交なのかと思う。しかしそうではない。これは「逆援」のはず、ここまで来たらどうやってもタダで帰るわけにはいかない。

衝撃の事実を告白される

ここで彼女の口から衝撃の言葉が発せられる。テレビのCM前のような陳腐な言い回しだが許してくいください。マジで衝撃的だったんです。

女「あの、、すいません。実は隠している事があります」

俺「え?どうしました?(え????何何何何…スゲー怖いんだけど…)」

女「私ニューハーフなんです!」

俺「え!???マジ!???」

言葉を失う。

全ての謎が解け、繋がった。だから、あんなにスムーズに展開していったのか。そんな大事なことをラブホの部屋に入ってソファに座りながら言う???俺ぶっちゃけちょっと勃起してたのどうしてくれんの???

なんでプロフに書かない?

なんでメールで言わない?

なんで会った時に言わない?

もはや詐欺レベル…

どうやら彼女は今までニューハーフである事を告白して散々断れれてきたそうで、男性と全然会えずに悲しかったそうだ。時には罵倒される事もあったらしい。

彼女自身、オカマバーで働いていてマジな子だった。

それであまりに男性と会えなさ過ぎて逆援でもいいから会いたいと思い、行動に移ったそう。めでたくそれの第1号になったのがこの俺というわけですね。マジで信じられません。戸惑いを隠せない俺はどんな顔をしていいのか分からずキツネみたいな表情になっていたと思う。

謝る彼女。

どうしよう…。

「もしかしたら、俺はノンケではなくバイセクシャルかも知れないぞ?」と自分に聞いてみる。いや、でも今まで女としか交わってこなかった。それを考えると、やっぱり女が好きって事じゃないか。でもいいのか?こんな経験人生で今後あるかどうか分からないぞ?知らないモノは全部体験するんじゃなかったのかよ…俺の中の悪魔と天使が戦う。もはや何のために俺は葛藤しているのか。

目の前にいる可愛いニューハーフ。百歩譲って可愛いのは間違いない。声も女性っぽいし胸も入ってる。ただチ〇コはあるそうだ…。

(それが大問題な気がする)

彼女はそれでも「その気」だった。

彼女が顔を近づけてくる。え??え?これはキスするやつか??マジか!するのか?ニューハーフとキスするのか???いーの俺?確かにちょっと悩んじゃったけど…

 

 

フレンチキスしちまった!

 

一気に正気に戻る。ヤバいヤバい。キスしちゃったわ。でも今気づいた。これは違う。ノンケですわ。俺の範囲ではない。そっちの島は俺が渡る場所ではない。俺はこっちの島の住人だ。それがその瞬間分かりました。

俺「スイマセン。やっぱ帰ります。ホテルの会計お願いしていいですか?」

女「…ごめんなさい。分かりました。」

急いで荷物をまとめ上着を着てすぐにホテルを出た。彼女よりも先に部屋から出て、すぐにホテルを後にした。ニューハーフとはあれ以上の事は多分できない。

逆援交際でエッチしてお金を貰うはずが、とんでもない展開になってしまった体験です。